身体を休めるには適度な湿度が必要
部屋の適度な湿度を保つために加湿器を使用します。
最近ではカラオケボックスやビジネスホテル、カフェやレストランなどたくさんの商業施設でも設置しており、とても身近な存在となっています。
これらの施設に共通することは、人がたくさん集まる場所であり、比較的リラックスして過ごす場所だということが想像できます。
体を休める空間をつくるために、適度な湿度が必要なのです。
では、なぜ湿度が必要なのでしょうか。
適度な湿度が必要な理由は?
それは、空気の乾燥状態が長く続くと、喉の粘膜の量が減ってしまい、外部から風邪などの菌を引きとめることが難しくなり、結果的に風邪やインフルエンザを発症することになるからです。
風邪やインフルエンザをこじらせると肺炎などの疾患に陥り、入院が必要になるなど日常生活に支障をきたす可能性があります。
そのため、各家庭でも加湿器を使用し湿度を保つ努力をしましょう。
しかし、必要以上に湿度を高めてしまうと、窓の結露やカビの原因となります。
どのくらいの湿度が重要なの?
平均的には湿度は40%~60%、温度は23度~25度が良いとされています。
湿度が上がると、表示されている気温より若干暖かく感じますので、エアコンの温度設定を上げる必要もなく、省エネにも繋がります。
逆に湿度が60%を超えてしまうと、結露やカビの繁殖が進みます。
そのため、必要以上に加湿器に頼るのではなく、家の中でもマスクを着用するなど個々での対応が必要になります。
最近では加湿器にアロマオイルを使用できるものが増えていて香りを楽しむことによって嗅覚からもリラックス効果が得られます。