保湿目的のシートパックを正しく使う方法は?
普段頑張っている肌にごほうびとしてシートパックを使用しますね。
特別なケアとして使用している人が多いかと思いますが、使用方法を守っていますか?
パッケージの裏面などに記載されている時間を守らず、勿体ないから…と延長して使っていませんか?
実は、これは肌を乾燥させてしまう原因となっているのです。
必要以上に水分を与えすぎないようにするのもポイント
必要以上に水分を与えてしまうと、吸収できなかった水分は蒸発します。
この蒸発するときに、必要な水分まで一緒に連れて行ってしまうのです。
また、潤いを保つために必要な皮脂までなくなってしまうので、乾燥がひどくなります。空気中に水分を奪われるだけでなく、乾燥したシート自体も水分を求め肌から奪っていきます。
また、本来は肌の再生能力の補助として存在していますが、シートパックに頼ると肌の活動が低下し、回復力が落ちてしまいます。
シートパックを終えたら、この蒸発を防ぐために肌にベールをかける必要があります。
それを乳液が果たしますが、シートパックを終えたあとは肌がしっとりとしているため必要ないと判断してしまう人が多くいます。
しかし時間が経つにつれ、水分が奪われていきますので早めの保湿が必要になります。
シートパックを使用する頻度は週に1〜2回が最適です。またシートに水分が少し残っている時点で剥がすと、シートに水分が奪われずに良い状態で終えることができます。
乾燥が気になる場合には、温かく蒸したタオルなどでさらにパックすると、より効果が得られます。シートパックが勿体ない!と感じる人は、残った美容液を手のひらに塗ったり、踵の乾燥防止に活用するなどしましょう。